カズハゴンドウ イルカ打ち上げと地震の関係を過去の座礁で検証!

カズハゴンドウ 地震

2015年4月10日、茨城県鉾田市上沢の海岸で「カズハゴンドウ」というイルカが150頭ほど打ち上げられたことが話題になっています。

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カズハゴンドウとは?

カズハゴンドウとは、クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科カズハゴンドウ属に属する、イルカ風の哺乳類です。

小型のクジラとも言われていていますが、生物分類上はイルカとクジラに差はないらしいので、サイズ的にもイルカの一種だと言ってもいいのではないでしょうか。遠洋を好む種類ということもあり、お目にかかることはほとんどないと言われています。

そんなレアキャラなカズハゴンドウが約150頭も座礁したということ、更には2011年3月4日にも同じく茨城県鹿嶋市の下津海岸で、カズハゴンドウが約50頭打ち上げられたことがあるという事実が、ある一つの憶測を呼んでいます。

それは「イルカの大量打ち上げが地震の前兆を示しているのではないか」ということです。

イルカの打ち上げと地震の関連性?

2011年3月11日は忘れもしない、東日本大震災が起きた日です。

その約1週間前の3月4日に、茨城県沖で約50頭のカズハゴンドウが座礁していました。

それに加えて、ニュージーランドでも大地震の2日前にイルカが大量座礁していたということもあり、「本日のカズハゴンドウの打ち上げも大地震を予知しているのではないか?」と危惧する声が上がっているのです。

本当にイルカの大量打ち上げと地震には関連性があるのでしょうか?

そもそもイルカの大量座礁はそんなに珍しいことなのでしょうか?

過去のカズハゴンドウの座礁履歴と地震

というわけで、過去のカズハゴンドウの座礁について調べてみました。

その結果わかったのは「カズハゴンドウが座礁するときは大量に座礁することが多い」ということです。

こちらのストランディングデータベースを見てもらえればわかりますが、基本的にイルカやクジラの座礁は、ほぼ1ケタ代の数の座礁で済むことが多いです。

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それに対してカズハゴンドウの座礁頭数は2ケタ代であることも多いです。(カズハゴンドウに限らず、イルカはたまに大量に座礁することがあります。)

2000年以降の茨城県の履歴を見ると

  • 2001年02月11日 53頭 茨城県鹿島郡波崎町 
  • 2002年02月24日 24頭 茨城県鹿島郡波崎町柳川海岸
  • 2002年02月24日 85頭 茨城県鹿島郡波崎町波崎海水浴場
  • 2011年03月04日 54頭 茨城県鹿嶋市下津海岸

という結果になっており、これまでにも大漁の座礁を経験しているんですね。※「茨城県での10頭以上のカズハゴンドウの座礁」をまとめました。1999年以前にも10頭以上の打ち上げはありました。

地震とカズハゴンドウの大量座礁が関連しているとすれば、2002年とか特にヤバそうですよね…。2002年の2月24日には合計109頭のカズハゴンドウが打ち上げられています。

このヤバそうな2002年は確かに茨城県沖で大きな地震はありました。2月12日に、マグニチュード5.7の地震が茨城県沖で発生しています。

イルカの打ち上げがあったのは2月24日で、地震の12日後なので、「イルカの打ち上げが地震を予知」したとは言えないですよね。

2001年にも1月4日に新潟県中越地方でマグニチュード5.3の地震はありましたが、イルカの打ち上げは2月11日なので、こちらも地震の後にイルカが打ち上げられています。時期も位置もずれていて、関連性は薄そうです。

茨城だけに限定しなければ、

  • 2006年(1月26頭、2月67頭:千葉県)
  • 2013年(4月31頭:鹿児島県)

にもカズハゴンドウの集団座礁はあったみたいなので、イルカの大量打ち上げと地震については、そこまで関連性があるとは言えないのではないでしょうか?

ゲリー・ボーネル氏の予言

それでも今回ここまで騒がれているのは、ゲリー・ボーネルという預言者(経営者)が「4月12日に東海大地震が起こる」と捉えられる予言していた、という(話を見つけてきた人がいる)ことも関係しているのかもしれません。

イルカの座礁と、ゲリー氏の予言が繋がったように感じている方が多いということです。

しかし予言は予言。

個人的には人間には未来を予知する力はないと考えているので、様々な予言や情報も参考程度にしておくのがよいと思います。

予言も上手に利用して、いつでも地震が起きてもいいように準備はしておきましょうね。

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